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イベント詳細
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多和田葉子×藤井光『あいだ、穴、荒れ地』
2019年4月8日(月)

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ベルリン在住の芥川賞作家・多和田葉子さんの新刊『穴あきエフの初恋祭り』(文藝春秋)と、藤井光さんが訳したミロスラフ・ペンコフ『西欧の東』(白水社)は、“あいだ”をめぐる伝達が、共通するテーマのように思います。

“あいだ”とは、日本語とドイツ語で作品を発表する多和田さんがいる場所でも、英語から日本語へ作品を翻訳する藤井さんがいる場所でも、ブルガリア出身でアメリカに移住し英語で作品を発表するペンコフがいる場所でも、あると思います。

“あいだ”とは、母語とも母国からも少しずれた場所で、穴でもあり、荒れ地でもあり、母語や母国のまだ誰も見たことのない姿が潜んでいる場所だとも思います。

多和田さんには『穴あきエフの初恋祭り』を中心に、『アメリカ 非道の大陸』などこれまでの作品の朗読を、藤井さんには『西欧の東』を中心に、中東やフィリピンといった他にも荒れ地に住まう作家の作品の朗読をしていただき、そこから、お二人で“あいだ”をめぐる対話を繰り広げていただきます。

ぜひ、さまざまな穴や荒れ地からの声に出会いに、お越しください。

【日時】

2019年4月8日(月)

19:00開場/ 19:30開演

【会場】

恵文社一乗寺店コテージ(京都市左京区一乗寺払殿町10 )

【料金】

一般2000円/学生1500円(要学生証)

【出演】

多和田葉子(作家)、藤井光(翻訳家)


【ご予約方法】

下記アドレスまで必要事項を明記のうえ、メールをお送りください。
ignition.gallery@gmail.com
件名「あいだ、穴、荒れ地」
1.お名前(ふりがな)
2.当日のご連絡先
3.ご予約人数
*ご予約申し込みメール受信後、数日以内に受付確認のメールをお送りします。
*メール受信設定などでドメイン指定をされている方は、ご確認をお願いします。
*当日無断キャンセルの方にはキャンセル料を頂戴しています。定員に達し次第、受付終了します。

プロフィール:

多和田葉子

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1960年、東京生まれ。早稲田大学文学部卒。1982年、ドイツ・ハンブルクへ。ハンブルク大学大学院修士課程修了。チューリッヒ大学大学院博士課程修了。1991年「かかとを失くして」で群像新人賞、1993年「犬婿入り」で芥川賞、2000年『ヒナギクのお茶の場合』で泉鏡花賞、2002年『球形時間』でドゥマゴ文学賞、2003年『容疑者の夜行列車』で谷崎潤一郎賞、伊藤整文学賞、2011年『尼僧とキューピッドの弓』で紫式部文学賞、『雪の練習生』で野間文芸賞、2013年『雲をつかむ話』で読売文学賞と芸術選奨文部科学大臣賞(文学部門)を受賞。近著に『百年の散歩』『地球にちりばめられて』などがある。日独二ヶ国語で作品を発表しており、1996年にドイツ語での作家活動によりシャミッソー文学賞、2016年にはドイツで最も権威のある文学賞のひとつクライスト賞を受賞。2018年『献灯使』で全米図書賞(翻訳文学部門)受賞。2006年よりベルリン在住。


藤井光

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1980年大阪生まれ。北海道大学大学院文学研究科博士課程修了。同志社大学文学部英文学科准教授。
主要訳書に、D・ジョンソン『煙の樹』、R・ハージ『デニーロ・ゲーム』、S・プラセンシア『紙の民』、R・カリー・ジュニア『神は死んだ』、H・ブラーシム『死体展覧会』(以上、白水社)、D・アラルコン『ロスト・シティ・レディオ』、T・オブレヒト『タイガーズ・ワイフ』、S・フリード『大いなる不満』、A・ドーア『すべての見えない光』(第三回日本翻訳大賞受賞)、R・マカーイ『戦時の音楽』(以上、新潮社)。著書に『ターミナルから荒れ地へ 「アメリカ」なき時代のアメリカ文学』(中央公論新社)、編著書に『文芸翻訳入門 言葉を紡ぎ直す人たち、世界を紡ぎ直す言葉たち』(フィルムアート社)がある。趣味は妻と娘に連れられてアジア各地をさまようこと。

企画:熊谷充紘(ignition gallery)

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