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イベント詳細
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作家・多和田葉子の朗読&トーク『時の継ぎ目を飛び越えて、記憶の溝に踏み込んで〜百年の散歩〜』
2017年8月12日(土)

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2017年8月12日(土)

開場:18時 開演:18時30分 終演:20時頃

料金:1500円

出演:多和田葉子(作家)

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大学卒業後にドイツ・ハンブルクに渡り、日本語とドイツ語のあいだで創作を続けてきた多和田葉子さんは、2006年に住まいをベルリンに移しました。

2017年3月に多和田葉子さんが上梓した『百年の散歩』は、「カント通り」「カール・マルクス通り」など、ベルリンに実在する通りや広場名を冠した10編からなる連作長編です。

ベルリンを散歩している<わたし>は風景や事物からイメージを奔流のごとく浴びせられ、頭に浮かぶ無数のイメージの断片をひたすら言語化していくことで、気づけば街が無限の時空間を飲み込んだ迷路のようになっていきます。

<わたし>を逮捕するナチスの憲兵は日本人で、旧ソ連の詩人・マヤコフスキーと出会って対話を交わす。

このイベントの舞台である京都も、目の前の街にあらゆる昔の時間があります。区切られた空間である街は、散歩をすることでその像を無限に変えていくかもしれません。

今回、多和田さんには『百年の散歩』の朗読と、作品についてのお話をして頂きます。

<Taxi〉を〈楽(らく)しー〉と呼び、〈商店街〉という言葉の響きから〈てんがいこどく(天涯孤独)〉を連想するようなそんな言葉の弾みが、時の継ぎ目を飛び越えたり、記憶の溝に踏み込んだりする散歩を誘発しているのではないでしょうか。

言語と非言語、文化と異文化のはざまで多和田さんが編んだ『百年の散歩』という新たな言語空間としてのベルリンは、もしかしたらわたしたちが住む街の新たな地図になるかもしれません。

ぜひご体験ください。

※定員に達したため、こちらのイベントは募集を締め切らせていただきました。

プロフィール:

多和田葉子(たわだ・ようこ)

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1960年、東京生まれ。早稲田大学文学部卒。1982年、ドイツ・ハンブルクへ。ハンブルク大学大学院修士課程修了。チューリッヒ大学大学院博士課程修了。1991年「かかとを失くして」で群像新人賞、1993年「犬婿入り」で芥川賞、2000年『ヒナギクのお茶の場合』で泉鏡花賞、2002年『球形時間』でドゥマゴ文学賞、2003年『容疑者の夜行列車』で谷崎潤一郎賞、伊藤整文学賞、2011年『尼僧とキューピッドの弓』で紫式部文学賞、『雪の練習生』で野間文芸賞、2013年『雲をつかむ話』で読売文学賞と芸術選奨文部科学大臣賞(文学部門)を受賞。近著に『献灯使』などがある。

日独二ヶ国語で作品を発表しており、1996年にドイツ語での作家活動によりシャミッソー文学賞、2016年にはドイツで最も権威のある文学賞のひとつクライスト賞を受賞。2006年よりベルリン在住。

企画:熊谷充紘(ignition gallery)

http://ignitiongallery.tumblr.com/post/162613361577/作家多和田葉子の朗読トーク時の継ぎ目を飛び越えて記憶の溝に踏み込んで百年の散歩

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